■DCECの経済学者、Francisの見たアベノミクス

みなさん、アベノミクス効果は何かプラスに影響していますか?
今までほとんどの生徒さんが、自分には特に良いことはない、円安が進んだので原材料が上がってかえって大変、海外旅行が割高になって良い事がない、という声ばかりが聞こえてきていたのですが、先日あるラーナーさんが、「主人のボーナスが上がる」「義弟の会社の景気が好い」など良い情報を教えてくれました。

やっぱり暗いニュースより明るいニュースの方が聞いてて気持ちいいですよね。

DCECは、アベノミクス効果ではないでしょうが、この月曜日からつくばで、7月から品川で新たな企業レッスンが始まります。

また個人の生徒さんも、特にビジネス英会話が増加傾向で、5月に入会された方は、90%がビジネス英会話でした。

そして、DCECの特徴として、ほぼ毎月ビジネスインタビューレッスンを受けられる方がいらっしゃり、5月はその中の二人が面接にパスして新たな仕事をスタートされます。

いま世界経済はヨーロッパが沈下し、それとは対照的にアジアが勢いを増しています。

今日の東京新聞に欧米諸国の失業率が出ていましたが、特にヨーロッパはとんでもないことになっています。


《記録的に悪化した欧州の若者の失業率》
        25歳未満     全年齢
ギリシャ     62.5%      27%
スペイン     40.5 26.8   
イタリア     40.5 11
英国       20.2 7.7
ドイツ    7.5 5.4
日本        8.1 4.1
米国       16.1       7.5

ここから分かるのは、ヨーロッパではたとえ大学を出たとしても、2人に1人は仕事にありつけないという厳しい現実です。

一方アジア諸国はフィリピンを筆頭にすごい経済成長を達成しています。今年1?3月の実質国内総生産(GDP)を見ると、フィリピンが前年同期比7.9%の成長であり、他のアジア諸国は、中国7.7%、インド5.5%、インドネシア6.02%となっています。

そして、特にフィリピンの経済成長が著しい理由として、ファイナンシャルタイムズ紙は、中国など他のアジア各国での人件費増や、フィリピンが英語圏であることから、フィリピンへの外資工場の進出・拡大が盛んになっていると報じました。


やっぱり、英語力はますます重要になっていきますね。







■「DCECの経済学者、Francisの見たアベノミクス」 by Francis


先日、「Economist」という雑誌の表紙が日本の総理大臣の安倍晋三で「アベノミクス」として広く知られている三方面からの(三本の矢)政策を特集していました。この短報にはアベノミクスの構成要素とどこへ向かっているのかの考察を通して政策の手短な導入が示されています。

束になった三本の矢は容易には折れないという有名なたとえ話を用いて、安倍総理大臣は日本の景気回復の為の政策に乗り出しました。
最初の矢は長期債を日本銀行から買うことで経済の流通貨幣を増やすことです。2本目の矢は公共事業への財政支出を増やすことで最初の矢を支え、実質GDPを2%成長させることを目的としています。

今のところ、これらの最初の2本の矢は日本の輸出を増加させ、第1四半期のGDPを3.5%成長させた上に日経平均株価指数を70%増加させ、さらに個人支出の活気をもたらすことに成功しています。

しかしこれらの方法に対する批判もあります。最も有力な批判はこの効果は数か月しか続かず、維持することができないというものです。
この効果を維持するためには日本の企業が利益を新たな投資と賃金の引き上げに転換するべきであるといいます。消費者が消費することに積極的であり続けることも必要であるとしています。

ここで3本目の矢が登場します。それは民間企業の投資主導型の成長を促進させます。これは経済構造の再構築や生産性の向上、特に女性や若者の就労率の増加を含んでいます。これが着手するのが最も難しい矢で、というのも労働市場の複雑な法則を壊し、経済を競争にさらし、革新を促し、国内の会社に従業員の賃金の引き上げを求めているからです。しかしこれらの仕事が威圧している限り、安倍新政権は袖を捲りあげて学識経験者と政策を成し遂げる為に話し合うのです。
これらの方法の長期的な持続可能性に関する疑念はたくさんありますが、3本の矢の改革の公約は世界第3位の経済に多くの希望をもたらしました。







■今週の注目Blog&記事■


グローバル化、IT化


●“景気のいい”ところで働く、3つのメリット
東洋経済
http://toyokeizai.net/articles/-/14134


●家庭訪問で探る本物のビジネスチャンス
ナイジェリアで見た「欧米的」消費生活
日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130521/248409/?P=1



◆日本はどこに行くのか?

●今までとは異質な「これからの円安」を考える
沈静化が困難になるリスクには要注意
日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130528/248765/?P=1


●定年延長の“心理学”
延長雇用でプライドずたずた
日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130521/248320/





■TESZARA情報■



◆【フィリピンの経済成長が中国を上回り、
   アジアの新興国でトップの高成長となった 日本経済新聞

TESZARAは、ここで散々フィリピンの経済成長について書いて
きましたが、今日の日経でも「中国を抜いた」と大きく取り上げら
れています。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM3005B_Q3A530C1FF2000/




◆【Avida CityFlex Towers】

アヤラランドがヤングプロフェッショナルに向けた
BGC(ボニファシオ・グローバルシティ)のコンドミニアム

なんかアップルのコマーシャルみたいでかっこいいね。

http://youtu.be/6dAMau4vixw




◆【TESZARA英会話レッスン3ヶ月間』を先着10名様にプレゼント】

TESZARAのメールマガジン『TESZARA(テザラ)がお贈りするフィリピン(ロングステイ・英会話)ガイド』を発行いたしました。

この中でご案内しておりますが、今回TESZARAのメールマガジン発行を記念して、先着10名様にTESZARAの英会話レッスン3か月分をプレゼントいたします。

ご希望の方は、このブログの内容を確認してご応募下さい。
なお、10名になり次第締め切らせていただきますので、ご了承願います。

あなたへのチャンスです。
今すぐ確認を!

http://dcec.blog27.fc2.com/blog-entry-260.html




◆『スタディツアー説明会開催の件』
・6月2日(日)13:00~14:00 DCECにて
・6月9日(日)13:00~14:00 DCECにて

7月もしくは今後のスタディツアーにご関心をお持ちいただいている方向けに、上記の通り説明会を開催いたします。スケジュールや含まれる内容などについて説明会を行ないますので、
どうぞご参加下さい。

なお、7月のスタディツアーは下記の通りとなっています。

☆VIP待遇マンダリンオリエンタルホテルに宿泊5日間 
  7月11日(木)?7月15日(月)
  価格¥90,000(航空券は別途)(一人部屋利用追加代金¥18,000/人)

☆プリンスプラザ宿泊コース5日間 
  7月11日(木)?7月15日(月)
  価格¥50,000(航空券は別途)(一人一部屋利用追加代金¥14,000)