■フィリピン最大のコングロマリットアヤラグループ

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最近ちらほらと新規事業はどうなっていますか?との問い合わせをいただくことが増えてきたので、今日は少しだけアップデートさせていただきます。

 まず、フィリピンに設立手続きをしていた新規事業のための新会社が9月5日に登録できたとの連絡を法律事務所からいただきました。
また、今週はパートナーシップ契約を結んだ会社の中から、Ayala Landの国際マーケティング部門のチームリーダーが来日し、DCECで今後の進め方についての打ち合わせをしました。
そこで改めてアヤラグループについての説明を受けたのですが、思っていた以上のすごいコングロマリットです。

まずアヤラ財閥はフィリピン最大規模で、最も評価の高い企業グループといわれています。

グループには、フィリピンのトップ金融機関のひとつBPI(フィリピンアイランド銀行)やフィリピン第二の通信事業会社グローブテレコム社、電子部品のIMI、さらには水道供給事業のManila Waterまであり、今回契約を結んだアヤラ・ランドなど、多くの企業がフィリピントップ企業です。

今回見せていただいた資料に中に、ウォールストリートジャーナルのフィリピンのトップ10企業という記事があったのですが、そのNo.1企業がアヤラ・ランドで、トップ6位までの4社をアヤラグループ企業が占めているという本当のトップ財閥というのが良くわかりました。
そしてアヤラ・ランドの事業としては、都市開発事業、建設、ショッピングモール事業、ホテル事業など幅広く行なっています。
ネットの日本語ページの中でアヤラについて記述しているサイトを探していたら、LMJ ASSET MANAGEMENTという不動産投資企業のサイトがあったので、そこから少し引用させていただきます。



(ここから引用)
LMJ ASSET MANAGEMENT

◆アヤラ社が開発してきたマカティ市とは

フィリピン最先端商業都市、アヤラ財閥が戦後開発してきた新興巨大都市です。

高層ビルが建ち並び、商業の中心地で、日本企業も多数ここに集中しています。

地価が最も高く、富裕層の住むエリアで、アヤラセンターや巨大なアヤラショッピングモール・グリーンベルトがあります。これらの町並みは、非常に整備されており、日本では考えられないような欧州以上の洗練された街並みを持ち、フィリピンで一番豊かで物価も高いエリアです。

高級レストランをはじめ、シャングリラ、ペニンシェラ、シェラトン、インターコンチなどの一流ホテルの殆どが、ここマカティに集中しています。

住宅用不動産開発に関して言えば、アヤラ・ランド社(ブランド会社名ALVEO社ほか)が直接開発した高級コンドミニアムや戸建住宅などの他に、アヤラが土地のみを販売し、中堅・中小ディベロッパーがコンドミニアムを建てているものも少なくありません。

外国人駐在員用から語学留学生、ITコールセンターのローカルスタッフ向けなど需要が強く、ますます発展しているエリアです。
(引用ここまで)

そしてここにでてきたアヤラショッピングモールのグリーンベルトの写真が載っているサイトを探したらこんなサイトを見つけました。

http://www.pasco-ph.com/main/index.php?pid=413

さらには経済記事を見ると、今アヤラ・ランドは絶好調のようです。


2012年8月5日記事

■アヤラランド好調続く、上半期30%増益
3年連続での史上最高益更新の可能性

フィリピン最大の不動産企業であるアヤラランドが2012年度上半期(1月〜6月)の決算速報を発表した。

(フィリピン経済・金融・投資情報より)
http://ph.isajijournal.com/domestic-corporations/11662-ali.html

毎年30%以上の増益を達成しているのですから、それこそ日本の高度成長期のようですね。
いかがですか? アヤラ・ランドがどんな会社か少しは分かっていただけましたでしょうか?

◆Dela Cruzが日本で契約を結んだ初めての企業

今回のミーティングの中で驚いたことの一つがこれでした。フィリピンのトップ企業のアヤラですから、当然日本にもパートナーシップを結んだ企業がたくさんあるだろうと思っていたのですが、なんと当社が初めてとの事。

今まで、ヨーロッパに力を入れていたので、支社や子会社があるのが、ローマ、ミラノ、ロンドンで、今計画を推進しているのが、アメリカ、ドバイ、オーストラリア、シンガポールとのことなので、日本にはまだ手が回っていない段階なのかもしれません。





彼によると、アヤラ・ランドと直接契約を結んだ会社はデラ・クルーズが初めてで、今後もそれほど増やす予定はないとの事なので、もし、日本の会社でアヤラ・ランドのコンドミニアムを販売している会社があったとしても、それはアヤラのブローカーなどのエージェントなのでしょう。

◆フィリピンは高度経済成長期に突入か!
日本ではあまり注目されていませんが、アヤラ・ランドの業績が絶好調なのからも分かるように、フィリピンの経済は2010年に7.63%成長し、ここ数年着実に成長しています。現在のアキノ大統領も汚職などないクリーンな大統領ということで国民の人気が高いことも一つの要因かもしれません。

また経済的要因としては、アメリカ企業がフィリピンを東南アジア一番の投資先と考え、事業を拡大しているのです。

NNA.ASIA 2012年9月5日(水曜日)

●比進出の米企業、83%が事業拡大を計画[経済]
http://nna.jp/free/news/20120905php004A.html

「フィリピンに進出している米国企業の大半がフィリピンでの事業拡大を計画していることが、米国商工会議所の調査で分かった。
米国企業にとって汚職は引き続き懸念材料となっているものの、優秀な人材が確保できることなどが大きな魅力となっているようだ。」

現時点の報告はこんなところですがいかがでしょうか?

デラ・クルーズの新規事業がますます楽しくなってきました。




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