「グーグルアースのような線量マップを」児玉龍彦教授続報

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 今日はニカラグア人の女性を面接しました。ニカラグアと言ってもどこにある国かすぐに思い浮かばないと言う方も多いのではないでしょうか?

では、ウィキペディアで少し調べてみます。


ニカラグア共和国ニカラグアきょうわこく)、通称ニカラグアは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。
北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面している。また、カリブ海にコーン諸島やミスキート諸島を領有している。首都はマナグア
ニカラグアは狭義の中央アメリカで最も面積が広い国である。
1936年から1979年まで続いたソモサ一家の独裁政治と、ソモサ独裁に対するニカラグア革命後の内戦のために開発は極めて歪な形でなされ、そのために国民所得識字率などが中央アメリカでも未だに低い水準にある。(ウィキペディア ニカラグア より)


いかがですか?
少しはイメージがわきました?

でも実際に会った彼女はこのウィキペディアからの国民所得識字率などが低いというイメージとは違って、スペイン語、英語とフランス語を話し、アメリカの大学を卒業してアメリカン航空で働いていた明るく、優秀な女性でした。

日本にはご主人が、筑波大学の大学院に留学してきたのでついて来て1ヶ月。あまり良く知らない日本に来るのはとても不安だったそうですが、日本に来て、日本人の優しさや秩序だった生活、そして日本の交通機関の正確さに触れて、すっかり日本のファンになったようです。

日本人もせっかくこのように日本に来ている外国人の積極的に触れて世界を知るといいのではないでしょうか?

そのためにはやはり英語が少し話せると便利ですよね。



「グーグルアースのような線量マップを」児玉龍彦教授続報



このメルマガvol.405でお伝えした東京大学アイソトープ総合センター長児玉龍彦教授が衆議院厚生労働委員会で説明した「放射線の健康への影響について」が大変話題になっています。

日本の大手メディアはほとんど伝えませんが、アメリカのABCニュースでもボランティアで福島の除染を行っている児玉教授の様子が放映されています。

[http://dcec.blog27.fc2.com/blog-entry-191.html:title=http://dcec.blog27.fc2.com/blog-entry-191.html
]

今日は、その反響を受けて現代ビジネスに掲載された

児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト)対談Vol.1
「福島のため、日本のためにいまするべきことは何か」
グーグルアースのような線量マップを
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/15159


をご紹介します。


津田: 今日は対談というより、聞き手として、児玉先生が国会で
言い足りなかったことなどをお伺いできればと思っています。児玉
先生は先日、国会に証人として出席し、その映像が YouTubeなどで
広まって話題になりました。反響はいかがでした? 相当あったと
思うんですが。

児玉: やっぱり反響の大きさにびっくりしました。

 国会でいろいろ証言するっていうのは、これまでも食の安全懇談
会などでやってきました。ちょうどあの日は、国会で子ども手当
どの問題もあったりしたため、委員の出入りも多かったんです。
彼らもあんまり集中して聞いてるわけではなかった。それで、私の
内部では言いたいことがいっぱいあったので、自分で勝手に盛り上
がっていくのを抑えながら話していくっていうのが大変だったんです。
終わってから、また普通の仕事へ戻ってました。そしたら、そのうち
に息子のほうから「大変なことになってるよ」とか連絡があったん
です(笑)。

津田: なるほど。

児玉: それでも翌日は農水省の会議とかに行ってたんです。その
ころから急にワーッと1時間に100通くらいフェースブックで友達に
なろうとか、ツイッターでもフォロワーとかが増えた。たくさんの方
から励ましや心配、そしてご批判とかをいただいて、やっぱりすごく
ありがたいと思います。

 学問では、ブラウン運動っていうんですけど、いろんなものが出て
きてそこから発展していくっていうところがあるんですけど、今回も
急に乱気流に入っちゃったみたいです。でも私のことをいい人と勘違
いされてる人もいるかも知れないけど、大したことない人間ですから。

津田: (笑)。

児玉: だいたい友人から言わせると、賞味期限2週間くらいだから、
1週間くらいのうちに機会があったらいろいろ言っといたほうがいいよ
とかって(笑)。

これまでの法律では通用しない

津田: 僕は先生の参考人でお話になるのを拝見していてて、「あ。
なるほど」と思ったんです。科学に対して深い理解がないわれわれは、
放射線が漏れてきて、放射能をたくさん浴びるとガンになる、という
ような、ものすごくざっくりとした理解をしてしまうわけです。児玉
先生の説明だと、放射能というものは分裂期のDNAに影響与えて、それ
がガン抑制遺伝子に障害を起こして細胞増殖に変化をもたらし、それが
ガンになるんだっていうことをすごく丁寧な言葉で議員の先生たちに
説明されていた。

 今回の児玉先生がやられていることって震災以降すごく問題になっ
ている、いわゆる科学コミュニケーションの問題、つまり科学者の人が
データを元にいろいろな見解を述べることに対して、一般の人の理解が
すごく差があり、そこを埋める重要性がすごく増していることを浮き
彫りにしたのかなとも思っています。

この続きは、こちらからどうぞ。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/15159?page=2

「首都圏もチェルノブイリ並みに汚染されている」
日々坦々
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1144.html

のような記事を読むと、児玉先生のお話などをきちんと理解しておく
ことが私達にも重要だと感じます。






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現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/14582




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http://jp.wsj.com/World/Europe/node_286170



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http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/606/


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首都圏が最も警戒すべき「巨大地震」発生の可能性
――東京大学地震研究所 佐藤比呂志教授に聞く
DIAMOND online
http://diamond.jp/articles/-/13567






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