やっぱり日本の再生には外国人の移民が欠かせない!?

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今の日本の現状について多くの日本人は重苦しいイメージを持っています。 

その要因として

1.日本の財政赤字が大きくこれから増税が避けられない
2.少子高齢化で年金の掛け金は増え続ける一方、受取るのは危うい
3.日本の競争力が落ち賃金が減少すると同時に雇用も減少する


これらによって日本が重苦しくなっているのは間違いないでしょう。

では逆から考えてこれらがなければどうでしょう。

1.財政赤字が減少し増税は必要ない
2.年金の掛け金は増加せず、定年後もきちんと公的年金が受け取れる
3.日本の競争力は維持され、賃金も雇用も増加する


このような日本になったら、きっと今の重苦しさはほとんどなくなるのではないでしょうか?

ではそのようになるようにしたらいいですよね。

一つ一つ考えて見ましょう。



1.財政赤字はなぜ増えてきたのか?

これは、勿論政府の無駄遣いも大きいのですが、それ以上の要因は、日本の経済が縮小し、税収が減少を続けている事が大きいでしょう。

では、経済を活性化させ税収を上げればいい。簡単なことです。

なぜ不景気が続いているのか?

それはみんなが「収入の減少」と「将来の不安」のためという不安があるためお金を使わないという要素の一方、人口が減少しているので経済規模も縮小しているし、ほしいものもないのでお金を使わない、という需要が不足しているというマクロ的な要因が絡まっています。

→震災復興需要で景気拡大へ

今までバブル崩壊以降の日本では、需要が低迷し、お金を使う場面がなかったのが、今回の東日本大震災で、莫大な復興需要が生まれました。

これは景気に大きなプラスに働く要因です。

現に阪神大震災のときも、古くは関東段震災の時も震災直後は景気が落ち込んだにもかかわらず、すぐに回復し好景気につながっています。

特に今回の場合は津波により街が大きく破壊され、また、そのままの場所に町を再建すればいいということではなく、将来また津波に襲われたとしても、今回のような被害が無い様に街づくりをしなくてはならないという意味で、街を作った結果経済が大きくなるような大きなビジョンの元に街づくりができる大きなチャンスともいえるのです。

中国がなぜ急激に発展できたのかの一つの要因としては、何もないところに絵を描いて、道路や鉄道などのインフラを作っていく事ができたため、ということもあるでしょう。

そして中国はお金を持っていませんでした。しかし、お金は海外からの投資を呼び込んで、そのお金で自分の国のインフラを整備し、経済を発展させ、税金をえました。

今の日本は、国民の貯蓄は中国とは比較にならないぐらいにあります。

このようなビジョンを描いて推進すれば、日本の景気はかなり良くなるでしょう。


そして2年金問題の解消と3日本の競争力の維持向上の問題は、外国人の移民が大きな力になります。


少子高齢化は、一朝一夕に解消することはできません。
では人口減少を食い止め、年金の負担者を増やし、受給者の年金を減らさないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?
これらを解消するすべは早急に人口を増やすしかありません。
そしてそれができるのは、外国人の移民を受け入れることしかないのではないでしょうか。

そして外国人の移民の受け入れは、日本の国際競争力の維持向上にもつながります。


日本が今国際競争力が落ちていることの一つの要因は、グローバル化についていけていないことがあります。

英語で仕事ができないということと共に、一般的に日本人は外国人と接する機会が少ないため、外国人と一緒に仕事をしたり、外国人を顧客にしたりというのが不得意です。

まだ日本の技術力は世界に誇る部分がありますので、その技術力を充分に活かして世界に売り込むことができていないのです。

したがって、世界から多くの優秀な移民を受け入れることで、外国人とどのように接したらよいのかを身につけることができるとともに、世界の多様な価値観を受け入れることで、日本の優れた技術や文化、モラルの高さなど更に向上させていくことができることでしょう。


移民を受け入れるというと犯罪者が増えるのではないかとか、近くに住みたくない、などの反応をする日本人が多いのが現実でしょう。

たとえば、DCECのガヴァネス達が住まいを探す時、外国人というだけで断られることが多いのが事実です。
しかしながら、たとえばDCECのラーナーさんに聞けば、ガヴァネスが近所に住んでいたり、友達になったりするのをどう思うか聞けば、みんな大歓迎をしてくれます。


DCECは日本の会社ですが、マネジメントは外国人が一緒になって行っています。その部分が、競争力をつけている部分が大きいのも事実です。


私は、日本の再生のためには外国人の移民をきちんと受け入れる議論をし、どんどん受け入れていくことが必要だと考えます。


最近は、このように考える意見も増えてきています。



ウォールストリートジャーナル日本版に移民を進める記事が出ていたのでここにご紹介いたします。



【オピニオン】移民政策の転換で日本経済の起死回生を
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_250236


 最近の経済指標は、東日本大震災が起きた3月11日以前から日本
がすでにリセッション(景気後退)に陥っていたことを示すもの
だった。天災を受けて、政府と企業が復興資金の調達を模索する
なか、この国を経済成長の軌道に戻す重要性は増している。この
難問への取り組みが喫緊の課題であることを考えると、成長を促す
いかなる政策も総動員すべきである。その政策には、物議をかもす
が重要な政策、つまり移民改革も含まれる。

 人口は、日本が直面する中心的な問題である。出生率の低下と
人口の高齢化は、若く生産性の高い労働力がこの国には少なすぎる
ことを意味している。それは現在の現役世代が引退し始めると一層
顕在化する。大胆な政策が実行されなければ、生産や消費、税収、
財政、年金、社会保障、そして国民生活が、急速な高齢化と若年労
働人口の激減という2つの抗しがたい圧力に潰され、すべてが破たん
するのは時間の問題である。

 唯一の解決策は、より多くの労働者を輸入することだ。私は、
人口減の悪影響を避けるために、日本が今後50年間で約1000万人の
移民を迎える必要があるとみている。その結果、移民の数は人口の
約10%を占めることになり、イギリス、フランス、ドイツと同じ
水準となる。

(この先はリンクからお読みください。)


ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_250236


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