twitterは日本人を洗脳から解き放つツールになる!

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 今週、ある大手マスコミの論説委員の友人と話している時に、このメルマガでいつも書いているようなことを話していると
「お前は世界の政治から経済まで本当に良く知っているな」といわれました。その道のプロフェッショナルからそんなことを言われるとは予想もしていなかったのですが、この一言が今の時代の変化を象徴していることに気がつきました。

私は記者でもないし、シンクタンクの研究員でもない、単なる英会話スクールを運営しているだけの人間ですが、プロが驚くほどの情報を持っている。

何でそんなことが可能なのかといえば、今の時代毎日特別なことをしなくてもtwitterとBlog、ポッドキャストなどを見ていればそれだけのものを手に入れることが出来る時代だということです。

その状況をジャーナリストの上杉隆氏が「Twitterツイッター)の衝撃」との記事を書いています。

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上杉隆Twitter(ツイッター)で世界を変える」
http://bit.ly/gaKpEd

Twitterツイッター)の衝撃

マスメディアを襲った激震

ツイッターなどのマイクロメディアの登場によって最も激震を受けたのは既存のマスメディアであった。

これまで自身のメディアを持たなかった政治家などの情報源と、受け手である市民・国民が直接結ばれてしまったのだ。

それは長い間、「媒体」(メディア)として、情報を独占し続けてきたマスコミの存在そのものを脅かすものとなった。

このツールの有効性に気づいた政治家たちの反応は速かった。いつも自分たちを批判ばかりしている既存のマスメディアを無視して、フェイスブックツイッターなど直接的に有権者と結ばれるメディアを選択し、実際に使い始めたのだ。

一方で、マスメディアはいつも奇麗ごとばかりで何も真実を伝えていない、という不満を抱いていた多くの国民も進んでこのマイクロメディアを活用し始めた。テレビや新聞などで加工された情報よりも、情報源の直接の声を知ろうと、ツイッターなどに集中したのだ。

こうやって人類史上類を見ない徹底的な情報の「中抜き」が広がると、既存メディアはすぐに白旗を掲げた。そして、手を差し伸べ、ともに歩む道を模索し始めたのである――。

これは未来の物語ではない。2年前の米国で実際に起きていた現象だ。

2008年、筆者が米国大統領選挙を取材する中で何より驚いたのは、こうしたツイッターなどのマイクロメディアの台頭であった。

民主党オバマ候補(当時)は、自身のツイッターなどで遊説日程を公表し、副大統領候補を発表し、政治献金をかき集めていた。それをニューヨーク・タイムズやCNNなどの既存メディアが後追いし、マイクロメディア発のニュースを伝えた。また、結果としてオバマ大統領もどの候補よりも多額の献金を集めた。

筆者もその衝撃を実感したジャーナリストの一人だった。ビクトリースピーチの行われる会場がシカゴのグラントパークであることをいち早く知り、広場前のホテルを予約できたのもツイッターのおかげである。また副大統領候補にバイデン上院議員を指名したのを知ったのもオバマ氏のブログだ。それらはともにCNNの報道よりも速かった。

オバマ支持者も積極的にマイクロメディアを活用した。投票日には「イエス・ウィー・キャン」の合言葉の下、必ず投票に行くようにフェイスブックツイッターユーザーに呼びかけたのだ。

こうした「中抜き」の伝播力は既存のメディアの影響力を超えていたのかもしれない。その変化を察知した既存メディアの動きも速かった。

CNNはユーチューブなどと連携して合同の大統領討論会を開催し、ニューヨーク・タイムズもウェブ版の記事にツイッターフェイスブックをリンクさせ、記者一人ひとりにアカウントを取得させた。

こうやって米国ではいち早く、新聞・テレビなどのマスメディアとユーチューブやツイッターなどのマイクロメディアが融合する広大なメディアの世界が広がったのだ。


世界に伝播する衝撃

こうした動きはすぐに世界に広がった。

イランの民主蜂起、モルドバの反政府デモ、タイの反政府暴動も、ツイッター上の呼びかけに応じて、市民が勝手に連帯し、自然発生したものである。

イギリスの総選挙でもキャメロン首相とその夫人がツイッターを多用し、チベットダライ・ラマやロシアのメドベージェフ大統領もツイッターで頻繁につぶやき、自らの正当性を訴えることに成功している。

こうしたマイクロメディアの台頭によって、いまや世界は大きく変化している。

ところが、日本だけはこの変化に完全に乗り遅れてしまった。それは、日本政府の無理解と既存マスメディアの自己保身によるものである。

政治家の多くはいつものように新しい変化についていけなかった。官僚は既得権益を守るため、海外の変化を直視しようとしていない。そして本来はこうした情報を伝えるべき肝心のマスメディアは自らの存在が脅かされると勘違いして、ツイッターなどのマイクロメディアを排除、事実上、黙殺してしまったのである。

ツイッターは権力と国民を直接結ぶのみならず、その関係をフラット化してしまう前代未聞のメディアツールである。

たとえば、フォロワー60万人超の元首相とフォロワー10人の一般市民のつぶやきが、RT(リツイート)機能によって同等の影響力を持つこともある。

これはメディア革命であると同時に、日本の情報鎖国状態を変える社会革命である。

次回以降は、現在進行中のこの「社会革命」のドキュメントを詳細に報告する。

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私自身、このtwitterやブログなどでさまざまな情報を得るまでは、アメリカは世界の警察官で日本はアメリカに守ってもらっている、アメリカは正義の味方と思っていました。

したがって、アメリカに敵対するイラクやイラン、ロシアなどは本当に悪だと思っていたのですが、最近になってtwitterで情報を知り、そこから知ったブログを読んだり、外国の雑誌の記事を読んだりしているうちに、今まで自分が持っていた認識はどこかおかしいのではないか、アメリカは日本を守るのではなく、都合のいいように利用しているだけではないかと思うようになってきました。

ある意味、自分の価値観がひっくり返ったようなものです。

日本人はまだまだほとんどの人たちが新聞やテレビのニュースから情報を得、海外の情報をダイレクトで取ることもないので、私の数年前の意識と同じ、アメリカは世界の警察官で尊敬の対象というものだと思われます。

偏った情報だけを持っていると誤った判断をしてしまいます。
私たちは北朝鮮の人たちを情報鎖国なので世界の正しい姿を知らないと思っています。
あるいは、自爆テロを実行するイスラムの人たちも正しい情報が得られず洗脳されていると思ってしまいます。

しかし、なんと私たち日本人自身が、偏った情報で洗脳されていたのだということがtwitterによって明らかになりつつある。今はそんな時代を生きていることを知るべきでしょう。



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