円高を戦略的に活用し、コントロールしないと大変なことになる日本

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9月15日に電撃で為替介入を行い、一時的に円安にふれた為替も、日本の単独介入であること、また、官房長官が日本の円防衛ラインを明かしてしまうという失敗をしたおかげで、2兆1249億円もの額を使ったにもかかわらず、また84円から83円とじりじりと円高が進んでいます。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100930-OYT1T00932.htm

アメリカやヨーロッパは、今ドルやユーロを安くして輸出しようというスタンスなので、日本だけが介入しても効果がなく、今後他の策を考えない限り、70円台に突入してしまいかねません。

でも逆に考えれば円が強いので、原油ばかりではなく、天然資源やその採掘権、資源を開発している会社なども割安に買えるチャンスでもあるわけです。

この機会に日本の天然資源調達のルートを広く開拓するなど戦略的な動きをするべきではないでしょうか?

そうしたら世界の資源を日本に買い占められたらまずいということで、あまりの円高にならないよう、アメリカやヨーロッパも動かざるを得なくなり、結果として円の安定につながると思うのですがどう思いますか?

何も有効な手が打てず、円が70円台にまで高騰するとしたら、日本企業が海外にどんどん移転し、日本が致命的な影響を受けるといっているのは大前研一さんです。


「海外脱出した日本企業は二度と戻らない」

 円高がこれだけ続くと、日本経済にどんな影響を与えるだろうか。輸出企業の収益悪化はもちろんだが、最も深い傷として残るのは日本企業の海外脱出だ。85円を切った状態がこれだけ長く続けば、日本企業は国内を見切り、海外へと出て行かざるを得ない。
むろん、海外へ移れば必ず生き残れるというものではない。しかし、日本国内にとどまっていても生きていけない。つまり出て行くしない、という結論である。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100928/246638/

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