台湾での英語、日本語、中国語事情

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今週夏休みを頂いて、初めて台湾に行ってきました。
中国語圏に行くのは初めての経験だったので、どのような感じなのか期待して行ってきましたが、いろいろ勉強になることが多かった旅行になりました。


●台湾は親日

韓国や中国など反日的な国が多い東アジアの中で、台湾は日本に約50年間も植民地支配されたにもかかわらず親日的であるそうです。


●国立故宮博物院

ルーブル美術館メトロポリタン美術館エルミタージュ美術館と並び世界四大博物館と言われるそうなので期待していきましたが、これが大変すばらしい感動ものでした。4000年の歴史と言われる中国の歴史を学ぶことが出来、中国文明のすばらしさを感じさせられました。あれを見ると、歴史の浅いアメリカ人などは羨ましさを感じるのではないでしょうか?
さらにすばらしいことに、各コーナーの解説を日本語で聞くことが出来るポータブルプレーヤーを貸してくれるので、外国にもかかわらず充分堪能して理解することが出来ました。
ただあまりにも膨大な展示物の量なので、1階の展示を見るだけでもうへとへとでした。


●総統府

ここは、日本統治時代の1919年に完成した建物なのですが、現在も
政治の中心として3階と4階に現在の台湾総統と副総統が執務してい
ます。
ここの1階が見学できるとの事だったので行ってきました。
そして思いがけずにここで日本の歴史を学ぶことができました。
自国の日清、日露、そして太平洋戦争へと進んでいく歴史を良く知らず、台湾のガイドによって質問されてもそこに参加していた日本人が誰も答えられず、ガイドによって教えられると言う恥ずかしい経験をしました。
自分の国についてもっと勉強しなくてはならない再認識したできごとできた。
そして、このかなり年配の男性ガイドさんから、台湾は日本の統治時代にインフラ整備などがされ発展することが出来たので、韓国と違い日本人が作った総督府を今まだそのまま使っているように、親日的だということも教えてもらいました。


●英語、日本語、中国語

さて、肝心な言葉はどうだったのでしょうか?
これは最初結構苦労しました。

もちろん中国語は話せないし、理解できないので日本語か英語かなのですが、日本語を理解できる人もいれば英語を理解できる人もいるし、両方理解できる人がいる一方、両方理解できない人もいるので何を話したら良いのか良くわからなかったのです。

でいろいろ試してみて発見したことがありました。
それは、やはり英語で話したほうが良いと言うことでした。

日本語が完璧に話せる人であれば日本語でいいのですが、そんな人は限られます。日本語があまりわからない人に対して日本語で話しかけると、なんとなく面倒くさそうな対応であるのがわかってきました。
一方英語で話しかけると、たとえ英語がきちんと話せない人でも、日本人が英語で話しかけられた時と同じように、何とか英語で答えようとするのです。そしてホテルのフロントやレストランでも英語で話しかけたほうが明らかに笑顔での応対でした。

これは考えれば当たり前の話しで、こちらも相手から中国語で話しかけられたら困った顔をするのと同じように彼らも日本語がわからなかったら困る一方で、英語は少なくとも学校で習っているので、一生懸命答えようとするのでしょう。

ホテルのレストランを予約をした時、英語で予約して、最後に日本語で「よろしくおねがいします」と言ったら相手も笑いながら「ありがとうございます」と日本語で答えてきました。

そしてそのレストランに行くと、日本語のメニューはなく、ウェイター、ウェイトレスとも日本語はほとんど話せませんでした。
街にはあれだけいた日本人観光客もそのレストランには見当たらなかったので、やはり英語を使わないと行動が制限されてしまうのでしょう。

ステーキやロブスターがとてもおいしいレストランだったので、日本人があまり利用していなさそうなのはもったいない気がしました。


海外に行ったとき、英語が話せなくてもガイドさんや日本語が出来るスタッフに頼れば、なんとか旅行もできますが、やはり自分で英語でコミュニケーションしたほうが、行動範囲も広がり楽しめることを再確認した旅行でした。

ちなみにiPhoneは台湾でも快適に使え、またホテルでは無線LANWi-Fi接続できてパソコンを持っていかないでもメールのやり取りなど滞りなくすることが出来ました。





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