iPhone でマイケル・サンデルの「白熱教室」

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 以前にこのブログでもご紹介した
ハーバード Justice with Michael Sandel 「白熱教室」
って知っていますか?

インターネットでハーバードで人気の授業が見られるので、
英語の勉強と共に、アメリカが様々な人種で構成されている様子や
アメリカ人のディスカッションの仕方などが見られておもしろい
ですよとご紹介しました。

http://dcec.blog27.fc2.com/blog-entry-8.html
http://dcec.blog27.fc2.com/blog-entry-87.html


その後、日本でも大ブレークをしてNHKなどでも番組を放送している
ので、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、ご存じない方
のために、NHKのWebサイトから引用してご紹介いたします。



★★★★★★(ここから引用)
創立1636年、アメリカ建国よりも古いハーバード大学の歴史上、
履修学生の数が最高記録を更新した授業がある。政治哲学のマイケル
・サンデル教授の授業「Justice(正義)」である。大学の劇場でも
ある大教室は、毎回1000人を超える学生がぎっしり埋まる。あまりの
人気ぶりにハーバード大学では、授業非公開という原則を覆し、
この授業の公開に踏み切った。ハーバード大学の授業が一般の目に
触れるのは、史上初めてのことである。
サンデル教授は、私たちが日々の生活の中で直面する難問において、
「君ならどうするか?何が正しい行いなのか?その理由は?」と、
学生に投げかけ、活発な議論を引き出し、その判断の倫理的正当性
を問うていく。マイケル・ジョーダンビル・ゲイツはその仕事で、
すでに社会に貢献しているのになぜ税金を納めなければならない
のか。また代理出産、同性愛結婚、人権など最近のアメリカ社会を
揺るがす倫理問題も題材となる。絶対的な答えがないこのような
問題に、世界から選りすぐられた、さまざまな人種、社会的背景を
持った学生が大教室で意見を戦わせる授業は、ソクラテス方式
(講義ではなく、教員と学生との闊達な対話で進められる授業形式)
の教育の最高の実例と言われている。
世界の若き頭脳たちの堂々たるディベート能力、知的探求心、
考える力など、世界最高レベルの知的エリートの能力は、私たちに
強烈な知的刺激を与える。さらには、宗教、人種、貧富など複雑に
入り組んだアメリカ社会の構図を読み解く糸口にもなる。
                (引用ここまで)★★★★★★



その「白熱教室」が東京大学で行われ、その様子がPodCastで見られ
ることを発見しました。

これは、先週お話したiPhoneを英語の学習に利用するための素材と
しては最適なので、ぜひ、試してみてください。

何がいいのか?


まず、サンデル教授はもちろんすべて英語で話しています。
NHKの番組は、吹き替えてしまっているのでいめーじがわかり
ません。)

そして、彼はそれほど速くないスピードできちんと話すので、聞き
取りやすいです。プラスして、日本語の字幕もついています。

また、日本人学生の発言も興味深いです。
日本では、このようにきちんと議論をする機会がほとんどありま
せん。学校でこのような議論をしようものなら、

「なに熱くなっちゃってるの?」
「そんなことどうでもいいじゃん!」
「つまんねーよ」

などと仲間はずれにされかねない雰囲気があります。

ディスカッションに慣れていないから、ディスカッションがうまく
ありません。

今回は、参加者がほとんど日本人だけなので良いのですが、これが
さまざまな国の人たちの中に入ったら、ほとんど発言できなく
なってしまうのが今の日本人です。


したがってそのような意味でも、日本人がディスカッションしている
事を見ることに価値があります。

ただ、やはり外国人とのディスカッションに慣れていない、結論を言
わずに説明をしている学生に、サンデル教授が、
「あなたはどっちの意見なの?」と迫る場面も見られます。


そして当然ながら、英語で議論に参加する学生がいる一方で、日本語
で参加している学生も多々いることに気がつきます。
それをみると、やはり英語で参加できた方が世界に影響力を発揮でき
ることを感じます。
(今回は、日本で東大でやっているので、日本語と英語の同時通訳が
イヤフォンから聞こえるようになっているので、参加できますが、こ
れが海外で複数の国の人が参加している議論では、そんなこと出来な
いから、必然的に参加できないということです。)

さあこのように見所がたくさんある素材なので、楽しんでください。


では、ここからどの様に見ることができるのか、順を追ってご説明
いたします。普段からPodcastを使い慣れていらっしゃる方は、よく
知っていることでしょうから、飛ばしてください。


1.iPhoneの画面の紫色で音符の絵が描かれているアイコンiTunes
クリックしてください。


2.その前に見ていた内容で画面が違うと思うので、「その他」の
画面に行ってください。

3.iTunes U をクリック

4.トップ10のiTunes をクリック

そうすると
東京大学 マイケル・サンデル 「ハーバード白熱教室in Japan」
というのが見つかります。
そこにはファイルがたくさんありますが、上から順にダウンロード
して(無料クリック→エピソードを入手クリック)ご覧ください。


なお、ビデオの映像でデータ量が大きいので、Wi-Fiにつながった
状態でダウンロードしてください。3G回線だとダウンロードでき
ません。









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枝野前官房長官の“問題発言”と“政治家としての責任”
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http://diamond.jp/articles/-/14805





◆TPP

野田総理APECに出発 TPP交渉参加方針を伝達へ」
テレ朝news
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211112005.html


200人以上の民主党国会議員と自民党が反対し、JAグループからは
1200万者反対署名を提出され、国会では自民党佐藤ゆかり議員の
国内法がISD条項によって曲げられる可能性について質問された野田
首相は、「国内法で対応できるよう交渉をしていく」と条約の方が
国内法を上位にあるという基本すら知らない不勉強さをさらした
にもかかわらず、TPP交渉参加方針という事になりました。

アジアの成長を取り込むためといいつつ、中国、インド、韓国は
参加せず、参加することのメリットがない一方で、農業の大打撃
以外に心配されているのが日本の健康保険が崩壊するということ。
アメリカの保険会社が日本の健康保険に参入することになると
どうなるのか?

今の悲惨なアメリカの健康保険の状況を描いたマイケル・ムーア
監督の”Sicko”をご覧ください。

冒頭、怪我をしたにもかかわらず健康保険がないために自分で
自分の傷を縫う男性、事故で指が切断されたにもかかわらず、あ
まりに高額な治療費が払えず、中指をあきらめた男性など衝撃の
状況がでてきます。
TPP参加で日本もこのような状況になる事が危惧されています。


Sicko - Michael.Moore - subtitulado 1/13
http://youtu.be/mv2bRfwJU78







●【肥田美佐子のNYリポート】
「女性未活用大国」ニッポンの処方箋─米専門家が
人口危機解決策を指南
THE WALL STREET JOURNAL
h[http://jp.wsj.com/US/Economy/node_341711:title=ttp://jp.wsj.com/US/Economy/node_341711
]



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http://www.mag2.com/m/0000116393.html

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