尖閣ビデオがYouTubeに流出。いよいよはじまった既存メディアの崩壊と真実を知りだした国民の反撃 !

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 菅政権が公開しないとしてきた尖閣ビデオYouTubeに流出して大騒ぎになっています。これから国会では、きちんと情報管理が出来ていない菅政権の責任を問う野党の攻勢などによって国会が混乱するのは必死でしょうが、今回のビデオ流出でダメージを受けるのは、菅政権だけでなく既存のメディアも大きな影響を受けることになるでしょう。


尖閣諸島中国船、海上保安庁の船に故意に衝突してきた瞬間の映像。
2分17秒頃。 http://www.youtube.com/watch?v=3k5IgLYp2YY

その後巡視船みずきに衝突。 
1分17秒頃。 http://youtu.be/hXI0DwLxOhA 


いままでこのメルマガでは、ネットで情報収集することの必要性を何回も書いてきました。したがって、あなたにとってはYouTubeとかブログ、twitterポッドキャストなどはもう勝手知ったるツールで使いこなしているでしょうけれども、でも、そのようにITツールを情報収集に使っている人というのは、国民全体の中では、まだまだ一握りに過ぎないのです。

したがって、ネット上にはテレビや新聞では見られない、様々な真実が溢れているのですが、テレビや新聞などの既存のメディアは自分たちに都合が悪いもの、ストーリーに合わないものは取り上げないために、新聞、テレビだけで情報を得ている大半の国民は、マスコミの偏向した報道により判断し、世論を形成しています。

その結果として、新聞の発表する世論調査の数字とインターネットで行われた世論調査の数字が、大きく乖離しているのが最近の傾向になっています。


ところが、今回の尖閣ビデオYouTubeに流出し、大手メディアがこぞってそれを取り上げた結果、今までYouTubeなど聞いたことも無かったおじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃんもこれを機会にそんなものがある事を知ってしまいました。

知ってしまったら、興味が出るのが人情。どうやったら見られるのか?

パソコンでインターネットにつないで・・、なんていっていたらあきらめてしまうかもしれませんが、テレビで見られると知ったら見てみようと思うでしょう。

実は、今あるテレビでもYouTubeが見られるって知っていましたか?

DCECではロビーにSONYブラビアがあるのですが、それでYouTubeを見ています。

そして、まもなくでるGoogleテレビなどでは、間違いなくもっと簡単にYouTubeが見られるようになるでしょう。


これをきっかけに、今までネット上の情報に無関心だった人たちもネット情報に関心を持ち、大マスコミの世論操作に風穴が開いていくことでしょう。


ネット上で情報を発信している人たちの中ではこのようなことを感じた人が多いようで、人気ブログChikirinの日記でも「尖閣ビデオ流出・もうひとつのナイスな意義」という記事をアップしています。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20101106


さて、ネット情報が世の中に大きな影響を与えるようになってくるとどのようなことになってくるのでしょう。

たとえば、あの郵便不正事件で元厚生労働省の局長だった村木厚子さんの事件で見てみると、朝日新聞が村木局長の疑惑を報道し、その後大阪地検特捜部の逮捕へと進みました。朝日新聞は2010年度版の会社案内でその事実を誇らしげに語っています。

http://bit.ly/9i7mjI

そして、その逮捕後も朝日だけでなくほとんどすべての大手マスコミが村木悪人のイメージを拡散し続けていました。

しかし、新聞ではまだ検察リークを中心に村木犯人説を流し続けていた時期に、ネット上ではもうすでに、村木さんは冤罪、無罪になるしかないというような情報が流れていたのです。

たとえばジャーナリストの江川昭子さんは、村木さんの公判を欠かさず傍聴し、検察の主張の矛盾点などを逐一tweetしていました。

江川昭子さん twitter アカウント http://twitter.com/amneris84

このtweetを見ていた私は、その当時のテレビのニュースや新聞で流れてくる情報とのギャップの大きさに驚き、裁判のその現場からtweetしている江川さんの情報のほうが信用できるように感じたのでした。

結果として、ネット上で言われていたように無罪判決が言い渡され、冤罪が確定し、大マスコミの情報よりもネット情報が正しかったことが証明されました。

しかしながら、あれだけ村木悪人と世論を煽った大マスコミからは謝罪なり反省の言葉が聞こえてきません。


そして今現在も、村木事件と同じように世論を扇動し続けているのが、小沢一郎氏に対する「政治とカネ」の問題です。

この問題に対しても、ネット上では元東京地検検事で現在、弁護士、名城大学教授、総務省顧問などを務める郷原信郎氏などを中心に、今の検察はおかしいと毎日情報が発信されています。

郷原氏の twitterアカウント http://twitter.com/nobuogohara

たとえば、当初毎日のようにマスコミから陸山会政治資金収支報告書小沢一郎氏からの借入四億円が不記載で問題と騒がれましたが、実際には2004年の陸山会の収支報告書に「小澤一郎」からの借入金四億円の記載があると指摘しています。

また、石川議員が国会の開会直前に突然逮捕した検察のやり方は、異常であり、常軌を逸していたとしています。

村木事件の時の江川昭子さんのtweetと同じように、今回の小沢一郎氏の件についても、大マスコミが流す情報よりも郷原氏のtweetの方が明らかにしっかりした裏づけを示し筋が通っています。

もしこれが、村木事件のときと同じようにマスコミの報道が誤りであったとしたら、と考えたらその誤りによる悪影響は計り知れません。

昨年の衆議院選の前の段階で、当時民主党の代表であった小沢氏の秘書の大久保氏をいきなり逮捕して小沢氏を辞任に追い込みました。

(この大久保氏の逮捕についても大久保氏の公判で、検察の主張していたダミーの政治団体からの献金であったという容疑事実は否定され、無実がほぼ確定していることがわかっています。)

しかし、それでも幹事長として民主党を率いた小沢氏は、衆議院選挙で政権交代を実現いたしました。この時点で、国民は民主党に閉塞した日本を変える期待をして熱狂していたわけです。

すると今度は、検察は石川議員を突如逮捕し、マスコミは一緒になって「政治とカネ」と洪水のごとく攻撃する報道をして、鳩山、小沢政権を辞任に追い込んでしまいました。

この結果誕生した現在の菅政権は、国民が期待して投票したマニフェストはことごとく反故にして、1年前の民主党政権とは全く違うものにしてしまいました。

ここからいえるのは、もし、検察の大久保秘書の逮捕とマスコミの偏った国民扇動が無かったら、1年前に小沢首相が誕生していたということです。


これが、小沢氏が本当にゼネコンから賄賂を受け取っていたなどの犯罪を行っていたのであれば、現在のような状況になるのも必然ですが、大久保秘書、石川議員はともに無罪の可能性が高く、小沢氏自身も検察の捜査により不起訴になっているのですから、この一連の検察の小沢攻撃は誤っていたといえるでしょう。


ネット上にはこのようなマスコミからは流れてこない情報が豊富にあり、マスコミが信用出来ないことが常識になっています。

そして、最近の動きとしてあまりに検察、マスコミがひどいということでネット上で自然発生的にデモが呼びかけられ、「反検察、反マスコミ」デモがすでに2回実施され、ともに1000人以上が参加しています。
(ただしこのような大規模なデモにもかかわらず、マスコミは全く報道しないことでも、信用できないのがわかるでしょう。)


広がりゆく、反検察デモ、反マスコミデモ
Aobadai Life
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10698609774.html


尖閣ビデオの流出といい、このデモといい、いい加減な検察、マスコミに対する反撃が始まったといえるのではないでしょうか?


参考資料:
「検察が危ない」 郷原信郎 ベスト新書
http://amzn.to/dhHN6l






■今週の注目Blog



大手メディアに波紋を起こした小沢氏ネット出演
永田町異聞
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10696780770.html


小沢さんニコニコ出演の全内容
すみっち通信
http://sumichi7878.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-7653.html

小沢氏自身、何回オープンな記者会見を開いてもきちんと伝えない大手マスコミへの不信感から、最近はこのようなネットメディアに参加することが多くなっています。小沢氏がもっと説明責任を果たすべきだと思われている方は、このブログで少しは解消するかもしれません。






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