グローバル化時代、菅政権の外交は大丈夫?

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先週のこのブログででとんでもない政権になってしまったかもしれないと書きましたが、それが現実になりつつあります。

今回の中国漁船への対処の仕方には、日本の主権を守ることも、法治国家として筋を通すことも、あるいは外交努力を行って問題を解決することもできない、無能な政権であることを世界にさらけ出しました。

しかも釈放させておいて、それは地検の判断で行ったことと言い逃れるところは、判断した責任まで他者に押し付ける、国を預かるリーダーの素質がつゆほどもない無責任者政権であるのがわかります。


なぜなら、官房長官外務大臣が国内法にのっとり粛々と処理していくと発言している中で、外交に対して口出しできる権限など無い検察が、中国との今後の関係を考えてと、政府の見解ならびに法に反してまで勝手に釈放することなど仮にあったとしたら、越権行為であり政府から激しく非難されるはずのところ、政府は地検の判断に従ったなどといっているわけです。


もし本当に地検の勝手な判断に従ったのであれば、現在の政府は、国の主権を守るという政府の一番の責務を放棄し、その判断を地検に預けたということで、これも責任の放棄に他なりません。


本当に国民は、こんな無責任な菅政権のほうが、小沢政権より良かったと思っているのでしょうか?

仮に小沢政権であったとしたら、中国との太いパイプを持っている小沢さんは、このように事が大きくなる前に水面下で交渉し、きちんと外交的な決着を図ったことでしょう。

最初は威勢良く「国内法にのっとり粛々と」といっていたくせに、中国から脅されると、無条件に釈放し、中国政府から謝罪と賠償まで請求されるような無様な姿はさらさなかったでしょう。


そして、なぜこの無責任な菅政権が誕生したかといえば、もう一つの問題になっている検察組織が、小沢政権になることを恐れて徹底的に小沢の「政治とカネ」の問題をでっち上げ、マスコミにリーク記事を書かせて徹底的に小沢さんのイメージを落としたからにほかありません。

では、なぜ検察は小沢さんをそんなに攻撃したのか?
それは小沢さんが民主党の代表のときに作ったマニフェストが、徹底的に検察を改革することになっていたからでしょう。
小沢政権になったら、検事総長の人事は国会が同意しなければならない様に改正され、また、今問題になっている取調べの可視化をするということが盛り込まれていたからです。

さらには検察組織の過去の裏金作りの闇を暴かれたりことを心配した面もあるでしょう。

要するに検察は、自分達の組織の改革を実行する力のある小沢さんを恐れてつぶしにかかったわけです。


しかし、私達国民はそろそろ検察やマスコミなど自分達の権益を守ることに汲々としている組織にだまされて、小沢=悪のようなイメージで排除するのではなく、この問題山積の日本を改革して本当に良い方向に引っ張って行ってくれる力のあるリーダーを首相に選ぶときが来ているのではないでしょうか?



参考ブログ
「杉並からの情報発信です」
「村木冤罪事件」は「検察の暴走」ではなく米国と日本人エー
ジェントによる「日本支配」の構造的な問題だ
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/aa55f8e48a2b1be2b55b2b230718c4e9



BLOGOS
【第44回】民主党代表選挙が終わって - 森永卓郎
http://news.livedoor.com/article/detail/5025787/?p=1


天木直人
検察の改ざん・隠蔽発覚と菅政権の正統性の崩壊
http://news.livedoor.com/article/detail/5027211/


Afternoon Cafe
検察の証拠捏造でっち上げは今に始まったことではない
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-547.html




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