グローバルに対応するためには、英語力とともに、異文化の人ともきちんとコミュニケーション出来るスキルをつけなければならない。

人気ブログランキングへ


今週「ガイアの夜明け」で「企業が取り組む新たな”人材戦略”の最前線にせまる」という番組でユニクロの”民族大移動”作戦と「新興国で新人を鍛えろ!NEC、異色の人材教育」という放送をしていました。 
http://dogatch.jp/blog/news/tx/1031059777.html

日本企業が、いよいよ世界で通じる人材を育成しないと生き残れないと危機感を募らせていることがわかります。

しかし、いつも外国人と仕事をしている私の目から見ると、ここに出てきた二人の日本人は、外国人とのコミュニケーション能力(言語能力ではなく異文化の人に対して共感させる話し方ができる能力)が全く無いということです。

ユニクロの上海店の店長になって上海に赴任したやり手店長は、池袋や銀座で日本一の売上を上げたスーパー店長。

上海店のオープンに向けた準備段階で、中国人社員に次々と指示を与えていきますが、そのやり方は多分日本でやっていたそのままのやり方です。いうなれば、日本の会社で働くのなら日本式をわかって受け入れろ!と言っているような、今までさんざん日本企業が失敗してきたやり方そのものです。

これでは受け入れてもらえないのではないかと思って見ていると案の定、開店前までの短期間に2割の社員が退職したということでした。

そのあと、社員の前で涙ながらに話をして、中国人社員も涙を流し、めでたく開店当日は計画を10%上回る売上を上げた、というところで番組は終わっていましたが、この後、間違いなく中国人社員の果てしない退職に悩まされていくことでしょう。

これから日本がグローバル化に対応していくためには、英語だけではなく、異文化の人ときちんとコミュニケーション出来るスキルをつけていかなければならない事に早く気がつく必要があります。


ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリックしていただけませんか?
このブログのランキングが上がって沢山の方に読んでいただけるようになるそうです。


人気ブログランキングへ

クリックありがとうございました。